ジャカルタ生活ブログです

インドネシアで仕事をしています。八年目です。妻はインドネシア人。適当に書いてます。2013年からやっているブログです。

犠牲祭 (IDUL ADHA)

今日は犠牲祭です。
町の至るところのモスク(Masjid))でKAMBING (カンビン=ヤギ)や、
SAPI (サピ=牛)が捌かれます。
捌かれた山羊や牛は恵まれない人に届けて振る舞います。

犠牲祭(Idul Adha)は別名Lebaran Hajiとも呼ばれ、
ハジ巡礼の最終日です。
ハジ巡礼に参加していない人もこの日に動物を捧げて祝うわけです。

捧げる生贄をQurban(コルバン)と呼びます。
山羊が40kgほどで2.5juta (日本円で2万円くらい)、
牛が300kgほどで20juta(日本円で15万円くらい)で買うことが出来、
業者に頼んで前日に届けてもらいます。
当日の朝にかけて庭先で木に結び付けられるので、
犠牲祭前日はいたるところから動物の鳴き声が聞こえます。

山羊は1人分、牛は7人分の義務に相当します。
お金に余裕がある人は毎年カンビンやサピを用意します。
サピを毎年用意すると毎年15万円ほどかかりますが、
この日にサピを用意出来るのは誇らしいことなので、
皆さんいつの日にかはサピを用意したいものと思っています。

当日の朝になると特別礼拝が行われます。
朝の6時頃からです。
普段より長めのお祈りをします。
断食明け大祭(レバラン)と同じ要領です。

断食明け大祭(レバラン)との違いは休みの日の長さでしょうか。前日や一日後が祝日になりませんので、
上京して働いている人などが田舎に帰れるほどではありません。
自分は田舎に帰れないけれども、田舎にお金を送金して山羊(Kambing)を家族のために送る方が多いようです。