ジャカルタ生活ブログです

インドネシアで仕事をしています。八年目です。妻はインドネシア人。適当に書いてます。2013年からやっているブログです。

海外現地採用について

kindleでとてもタメになる本を見つけました。

百円です。

シンガポールですが。

シンガポール以外の国での就労(特に現地採用)を考えている方も

ぜひ読んでみて下さい。

 これはよくある電子書籍黎明期を思わせるクソ本とは違って、

本当にタメになると思います。

論理的かつユーモアもあり、

ドリアンパーティー胃が爆発は笑いました。

真面目な所では、

「日本語のスキルと日本的商慣習への精通」が評価される、

それがあるからビザが下りるし職がある、これは忘れてはいけないと思いました。

特に(自分もそうですが)ビザが降りる最低ラインの賃金で職を得ようとする日本人は。

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海外就労というと、なぜか人々は扇動的になる傾向にある。

若者は海外に出るべきだ、世界でサバイバルできない人材は要らない、日本の劣悪な労働環境から抜けだせ、など過激なスローガンで人々を刺激する。
同時にそれらは保守派の神経を逆撫でし、いかに海外で働くことが無駄か、いかにキャリアに有害な選択であるかを語るアンチが続々と現れる。

シンガポールで実際に2年間働いた身としては、もう少し落ち着いた視点からの考察が必要だと感じる。
シンガポールで職を探すことは、東京で職を探すこととそれほど大きくは変わらない。
どちらも就職サイトを訪れ、エントリーして、面接を受けるだけだ。

本書では海外就労について、可能な限り扇動的・刺激的な内容を排した経験に基づく情報を提供したい。
夢を追うためでもなく、起業家になるためでもなく、キャリアアップするためでもない。
単純に勤め先のひとつの選択肢として海外就労を位置づける。

海外で働くことは選択肢として十分に現実的である。
本書を通じてそう思ってもらえれば幸いである。

[目次]

- はじめに
シンガポールの生活水準
現地就職者の給与水準
所得税と住民税
医療保険料
年金制度
可処分所得
物価の比較
- シンガポールの転職活動
自己紹介を兼ねたケーススタディ
就職先の見つけ方
Jobstreet で給与水準を調査する
必要書類の準備
英文履歴書・英語面接の戦略
日本語スキルとキャリアアップのジレンマ
無職期間はマイナスではない
出身国が給与水準を決める
- シンガポールの職場環境
残業と仕事の責任範囲
有給休暇全消化が命令
懇親会はドリアンパーティ
- シンガポールの英語
英語学習法と訛りの対処法
スピーキングのトレーニング方法
ディクテーションの効果
瞬間英作文でビジネス英会話表現を学ぶ
アジア人からみた日本人の発音
シンガポールで出会うアジア各国の訛り
流暢さと発音のブレ
- おわりに

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