インドネシアの洪水
今日は洪水が工業団地で起こった。
退社時間の夕方に起こったので、
定時に帰る予定だった社員のうち大半が帰宅できず、
ただひたすら洪水の様子を眺めること二時間。
ひたすら水の中を突進するバイク。
水没してエンジンが止まってもめげずに再度エンジン起動を試みる人。
エンジンが止まって歩いてバイクを押す人。
そんなところにトラックが水をかきわけながら結構なスピードで突進する。
鯨が飛び跳ねる映像を見るかのように、
生命を感じた。
仕事の悩み、人生の悩みは少し吹き飛んだかもしれない。
人類は洪水を突進するトラックのように突き進んできた。
時にはエンジンが止まって押しているだけかもしれないが、
ただひたすら前に進んできた。
何でも、あるがままが美しく感じてきた。
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