ジャカルタ生活ブログです

インドネシアで仕事をしています。八年目です。妻はインドネシア人。適当に書いてます。2013年からやっているブログです。

インドネシアあるある属人的な仕事

インドネシアの会社では、
属人的な仕事を無くしたり、
ナレッジマネジメントを推し進めることの重要性を、
マネージャークラスでさえわかっていないことが多いです。

優秀な人材が流出したり、
優等生社員が身内の都合で短期離脱したときに、
会社の内部は荒れに荒れますが、
マネジメントという観点で会社が考える機会もなければ人もいない。

そんなもどかしさの中で仕事をしています。
「あの子やめたんだ、勿体無いなぁ。続けてれば経験になるのに」
といったぼやきで思考停止して、
日々を乗り切ります。

それでいいのかもしれないし、
十年後二十年後引っペ返しが来るかもしれない。
社内にノウハウの蓄積があまりにもない。
ただ、特殊なシェアが約束されている仕事は、
それでも問題ないのかもしれませんね。

原因はなんだろうと考えても答えは出ず、
給料貰えてるからいいか、
社員に給料払えてるからいいか、
とゴルフやお酒に逃げたりします。

季節感が無い、人の死が身近で毎日が刹那的に感じます。
気づくとインドネシアに十年二十年いることに。
資産は増えて子育ても順調だとすると、
不満を言ってはいけないのかもしれないけれど、
洗練されたシステムの会社で働く方が羨ましい。
でも、システムが故に衰退していく会社も多いしなぁ。