インドネシア会議での声の大きさや伝える内容
インドネシア滞在中のフォロ太郎です。
インドネシアで働いていると、想像もしないレベルのことが起こります。
十数人の会議で声が聞こえないほど小さいやつ
会議での発言が物語形式のやつ
今回はこのふたつにしぼって書きます。
偏見も混じります。
一つの意見と思ってくだされば幸いです。
まず声の大きさ。
インドネシア人は適切な声の大きさを知りません。
内輪の与太話でも気分が乗っていれば大きくなります。
真剣な会議でも気分が乗っていなければ小さくなります。
全員に不快なく聞こえる音量というのがわかっていない人が多いです。
日本では小学校の教室の前に貼り出してありますね、
適切な声の大きさは二人での会話、それ以上での会話で異なります。
インドネシアではそういった教育は受けていないため、
適切な声の大きさがわかっていない人が多いです。
次に話す内容です。
これは言語学的に見たインドネシア語の特性の影響もあるのかもしれませんが、
インドネシア人は物語形式で物事を説明する人が多いです。
日本人の説明の仕方
「先週出荷した製品ですが、客先から連絡があり、梱包に不具合があったとのこと。関係セクションの人間にメール入れています。十時から緊急ミーティング開きます。出席者は…」
インドネシア人の説明の仕方
「客先の購買の〇〇さん曰く、先週出荷した製品は梱包が崩れていた、とのこと。すぐに上司に伝えたら緊急ミーティング開けと言われました。メールも入れてます。緊急ミーティング十時からです。」
インドネシア人の話し方は客観性にかけることが多く、
日本語でいうと熟語はありません。
言葉の定義も曖昧で、言われたからやる、言われたからやらなければならない、というレベルになってしまい、
この事象は〇〇手順でいう☓☓という定義にあてはまるため、
△△部署からYYを得て、といった考え方は良くてマネージャーレベルしか出来ないのです。