インドネシアの小便の作法
インドネシア滞在中のフォロ太郎です。
今日はインドネシアでの小便の作法に関して。
小便の作法の日本式とインドネシア式との間で、
一番大きな違いは、
インドネシアのそれは小便後に陰茎の先に水をちょろっとかけることです。
日本式では小便後、よく振ることはあっても洗ったり拭くことは特にしないで、
そのままベロンとパンツを履き直すと思います。
ところがインドネシア式では、
小便後、あそこの先を水で洗うのです。
小便器からして、その小便後の洗浄のための水がちょろちょろと出ています。
立ってやる式の小便器の場合、
日本式では滝のように水が流れるだけですが、
インドネシア式では滝+鉄砲水があります。
その鉄砲水を指ですくって、
パッパとあそこの先にかけてやるのがインドネシア式なのです。
人によっては指先を入念に濡らしたあと、
拭うようにして先っちょを洗います。
この小便の作法の日本とインドネシアとの違いは、
ときに論争を巻き起こします。
よくある論争その1
日本式で小便したあと、インドネシア人の妻に、「先っぽを洗ってないでしょ?汚い」と言われる。
こちとら数十年乾式でやっているのに、
湿式こそが清潔と決めつけてはばからないのです。
よく見る光景その1
インドネシア式で小便後の先っぽ洗浄をしたい場合、
鉄砲水は必要不可欠と思われる。
しかし、時にインターナショナル的な構造の小便器の場合、
鉄砲水が備わっていない。
そんなときインドネシア人はどうするか。
小便作法界のハト派のインドネシア人は諦めて洗浄せずにすっとしまいます。
よくて乾いた手で拭うレベルでしょう。
小便作法界のタカ派のインドネシア人の場合
鉄砲水がないのにもかかわらず、
小便器の内壁に手を添えることで、
手を潤わせ、それで先っぽを洗浄します。